テニスで起こるふくらはぎの肉離れの原因と治療法・予防法まとめ

ふくらはぎに痛みの出る肉離れは中学生・高校生のジュニア世代のテニスプレーヤーからシニアのテニス愛好家まで幅広い年代で起こる怪我です。プロテニスプレーヤーもたびたびふくらはぎの軽度な肉離れや筋膜炎で試合をリタイアしています。

ふくらはぎは大きさの割に地面を蹴る度に大きな力を発揮するため筋肉に疲労がたまりやすいので、怪我が頻発しやすい場所といえるでしょう。

そこで、今回はテニスで起こるふくらはぎの肉離れの原因とその治療法や予防法について網羅的に詳しく解説します。

ふくらはぎの痛みの原因をきちんと理解して、自分で出来る方法は試してみましょう!

ふくらはぎの肉離れによる痛み等の症状の原因と重症度の測り方

テニスをしていてふくらはぎにピキッと走る痛みを感じたら肉離れの可能性大でしょう!肉離れは厄介な怪我で、完治したと思っても再発する可能性が高いため、しっかりと原因や起こっている症状について理解して正しい治療を行うことが重要です。

そこで、まずふくらはぎの肉離れの症状や原因から重症度を見分ける方法を紹介するので、自分に当てはまるものを探してみてください!

ふくらはぎの肉離れの症状と原因とは?

まずは、ふくらはぎを肉離れするとどんな症状が起こるかを理解しなくてはいけません。また、その症状が起こる原因も合わせて知っておきましょう!

肉離れの症状としては、痛み、内出血、陥没、力が入らない、熱を持つなどがありそれらは重症度によって大きく異なります。

このような症状が起こる原因は、筋肉の繊維を束ねている筋膜が急激に引き延ばされ、筋繊維や筋膜が部分的に断裂し炎症を起こすことにあります。肉離れという名前通り、筋肉の繊維が離れてしまうのです。

では、さらに掘り下げて筋肉が断裂を起こす原因を考えてみましょう。

あなたは小学生が肉離れしたというのを聞いたことがあるでしょうか?どれだけ激しく動いても転んでも肉離れしませんよね。

なぜなら、筋肉が柔らかい上にまだ肉離れを起こすほどの筋力を持っていないからです。

つまり、成長期を過ぎ大人の筋肉や骨格に近づいてきた中学生や高校生から肉離れになりやすいのです。

筋肉が疲労の蓄積によって硬化した状態でテニスをすると、切り返しやサーブでのジャンプ、踏み込み動作を行ったときに筋肉が大きく引っ張られて耐えられなくなるのです。

ふくらはぎの肉離れの重症度を見分ける方法とは?

では、あなたのふくらはぎに痛みを引き起こしている肉離れの重症度はどのくらいでしょうか?

重症度によって治療法が異なるので、ぜひ試してみて下さい。

これから説明するふくらはぎの肉離れの重症度判定を行う際は注意深く、決して思い切りやらないように気を付けてください!

肉離れの重症度を見分けるためには、「アキレス腱伸ばし」の体操を使います。脚を前後に開き、前足に体重を乗せることで後ろ足のふくらはぎからアキレス腱にかけてを伸ばす体操です。

この体操で後ろの膝を伸ばしたときに軽い痛みや張りを感じる程度であれば肉離れは軽症であると言えます。軽症の場合は症状としては歩くと軽い痛みを感じますが、力は入る状態です。

もし、後ろの膝を伸ばせないくらい痛みを感じる場合は次のチェックにすすみます。

先ほどと同じ体操を後ろの膝を曲げて行ったときに、軽い痛みや張りを感じる場合は中度度のふくらはぎの肉離れと言えます。中度の場合は、ふくらはぎにあまり力が入らなかったり、内出血や陥没がみられることがあります。

もしこれらのストレッチが出来ない、足を地面に着くだけでも痛いという方は重度のふくらはぎの肉離れです!症状としては全くふくらはぎに力が入らず、痛みもかなり強い状態になります。

テニスボールを踏む等のアクシデントがない限り、テニスで起こるふくらはぎの肉離れは大抵は軽症で済むことが多いです。

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ふくらはぎの肉離れの応急処置・治療法・予防法まとめ

テニスでのふくらはぎの肉離れの応急処置と治療法と予防法を紹介します!

肉離れの状態から早期に回復することが第一ですが、もう一度ならないように対策も怠らずにきちんとしましょうね。

ふくらはぎの肉離れの応急処置法とは?

まず、ふくらはぎが肉離れした際には怪我の応急処置法の王道RICE応急処置法を取ります。これは取るべき行動の頭文字を取ったもので、Rはレストで安静、Iはアイシングで冷却、Cはコンプレッションで圧迫、Eはエレベーションで挙上を意味します!

レストは、肉離れをしたとわかった時点でテニスを中止して、安静にするということです。肉離れが軽度な場合意外と最初は痛みを感じずにテニスを続けることが出来るのですが、そのまま続けると筋繊維の断裂が広がる原因になってしまいます。

アイシングは、筋肉が断裂して炎症が起こしているのを止めるために氷水をつかって冷やすということです。肉離れをする=筋繊維や筋膜が炎症を起こしているということですのでしっかりと冷やすことで炎症を抑えることにつながります。

コンプレッションは、非伸縮性の包帯やテーピングを足首からふくらはぎの上部にかけてぐるぐる巻きにしてある程度の圧迫をかけるということです。こうすることで炎症を抑えるだけでなく筋肉の機能を補助するサポーター効果が生まれます。

エレベーションは、炎症の起こっている部位を心臓よりも高く上げることで血流をコントロールし、患部に内出血が起きにくくなるようにする効果があります。

応急処置は、これら4項目を怪我をしてから72時間以内に出来る限り行うことで完治までの期間が短縮できると言われています。しかし特にアイシングやコンプレッションはやりすぎると血流が悪くなりすぎたり、皮膚が凍傷になってしまったりするので15分程度を目途にレストを入れることが大切です!

ふくらはぎの肉離れの治療法

さて、応急処置が終わったら今度は治療に移ります。これは重症度にもよりますが、基本的にふくらはぎの肉離れを起こしている個所の炎症が治まるまではテーピングや包帯で圧迫して安静を保ち、時にはアイシングなどで患部の炎症を抑えることが治療法になります。

そして、痛みが少なくなってきたら今度は、筋肉がくっつく際に出来たかさぶたのような部分のつながりを強くする治療を行います。この治療を行わずにテニスに復帰してしまうと大きな衝撃ですぐに再発してしまいます。

筋肉がくっついてくると皮膚の上から患部を触ると少し固く膨らんでいる部分が見つかります。それが筋肉がくっつくために重なりが出来た部分です。

その重なっている部分を多少の痛みは伴いますが上から伸ばすようにぎゅーっと平らにするイメージでマッサージします。それを痛みが出ない程度に少しずつ数日行うことで筋繊維のつながりをより強くすることが出来ます。

ふくらはぎの肉離れの予防法とは?

さて、ここまでの応急処置や治療法を行えばほぼ完治したと言っても過言ではありませんし、確かにここまで治ったらテニスを軽く行う程度であれば全く問題になりません!

しかし、肉離れを起こしたことで筋肉は弱り、自分の機能を忘れた状態になっているのでいつか無理が来て身体のバランスをおかしくする原因になります。

そこで必要なのがリハビリです!ふくらはぎの肉離れを予防するためにふくらはぎの筋肉を刺激して本来の能力を取り戻していくことが大切です。

例えば、チューブをつま先にひっかけて、かかとを地面につけて足首を上下することでふくらはぎの主な役割である足首の曲げ伸ばしをする能力が戻ってきます。ふくらはぎの筋肉に動きを覚えさせるように丁寧に行いましょう。

意識できるようになってきたら自重でできるふくらはぎのトレーニング方法であるカーフレイズを行いましょう!

壁に手をつき、体から足までをまっすぐにして立ったまま、かかとの上げ下げを繰り返すトレーニングです。これで本来自分が持っていたふくらはぎの筋力を取り戻します。

また、全身の筋肉や関節の柔軟性を保つためにストレッチを行うこともおすすめします。

今回は、テニスでおこるふくらはぎの肉離れの原因、症状、応急処置、治療法、予防法についてまとめて解説しました。

もう少し詳しく治療法やストレッチの方法について知りたい方は下のおすすめページを参考にしてみて下さい!

 

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※当サイトで紹介した治療法・予防法で起こった問題に関し、筆者は一切の責任を負いません。自己責任の下、無理せずに行って下さい。

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